自律神経

円形脱毛症とコーヒーが無関係ではない理由

コーヒーで円形脱毛症になるとは思えないですよね?

近年、コンビニコーヒーがブームになり手軽にワンコインで美味しいコーヒーが飲めるようになり愛飲している方も多いんではないでしょうか。

私もコーヒーが大好きで朝から晩まで一日中コーヒーを飲んでいます。数にすると5~6杯/一日くらい。

ただ円形脱毛症になった際に病院では原因が不明と言われましたが、コーヒーの飲みすぎも円形脱毛症に関係しているんじゃないかと思い、飲む量を減らしたところ数日で体に変化が起こったため、皆様の参考になればと思い記事にさせて頂きます。

※個人的にはコーヒー(カフェイン)がかなり影響していると実感しました。

カフェインは交感神経を優位にさせる

コーヒーだけではなくコーラや緑茶など身近な飲み物にはカフェインが含まれている事をご存知でしょうか?

特にモンスターやレッドブルなどのエナジードリンクには膨大な量のカフェインが入っており、海外ではカフェイン過剰摂取で死亡者も出るほどの飲み物です。

※モンスター355mlに142mgのカフェイン

カフェインは覚醒作用があり摂取すると交感神経が優位になり眠気が覚めるなどの効果が得られる為、朝や仕事中に眠気覚ましで飲まれる方も多いですよね。

手軽に買えてしまうためついつい飲みすぎてしまうコーヒーですが、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼす事があります。

カフェイン中毒

この言葉をお聞きになった事はありますか?

いわゆるカフェインを摂りすぎた際、体に現れる中毒で死に至る事もある症状です。

一部抜粋させて頂きますが、詳しくはリンク先のカフェイン中毒のwikiをご参照下さい。

一般的な成人では、1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合はすべての場合に急性症状を発症する。後者の場合、重症になる確率が高い。神経圧迫による視覚異常や聴覚異常は確認されている。

カフェインが体内から分解代謝され、効力を失えば症状は改善する。カフェインを分解する酵素(CYP1A2やモノアミン酸化酵素)を阻害する薬物などと併用した場合、カフェインの代謝が遅れ、症状が長引いたり悪化することがある。また、200 mg/kg 以上摂取した場合は最悪、死に至る可能性がある。

通常死亡には至らない。しかし、稀に死亡が報道されている[2]。常用中毒による日本最初の死亡報告例として、2015年12月21日には九州地方の20代男性がカフェイン中毒とみられる症状で死亡していたと報道された。アメリカ合衆国では、10数件の死亡例が報告されているという[3]

引用元:Wikipedia

 

このカフェイン中毒ですが震えや痺れ以外にも動悸や脈が早くなるどの症状もあります。

私の場合は動悸や脈が早くなるなどの症状が出てしまう事が多々あり、体の病気を疑ったのですが結果はカフェインの過剰摂取が原因でした。

コーヒーを飲んだ後に動悸が起こっても水を飲んで横になれば回復する為、特に問題視はしておらずいつも通りコーヒーを飲んでいたのですが、自律神経失調症を悪化させる飲み物の為、医師に飲むのを控えるように言われ生活を改めました。

交感神経が優位になると?

自律神経のお話はまた別の記事にしたいと思いますが、簡潔にお話しすると交感神経が優位=リラックスしている状態ではないため常に気を張っている事と同じ状態であると思ってください。

常に気を張っていたら休めていないも同然で、特に寝る前にコーヒーを飲んでしまうと眠れなくなるとはまさにこの事です。

眠気覚ましとしてではなく睡眠前に水などの代わりにコーヒーを飲むことが習慣化している方は注意が必要です。

飲み物=コーヒーとなっていると常日頃から交感神経が優位になった状態を維持している事になり、リラックスしようにも神経が敏感になっているとなかなかリラックス出来ず、それが癖みたいになってしまいます。

実際私は下記のような自覚症状がありました。

 

1.寝つきが悪い

 

2.起床後に疲れが取れていない又は寝た感じがしない

 

3.寝ても途中で目が覚めてしまう

 

睡眠障害を疑ってしまうほどの症状に悩まされドラッグストアで睡眠導入剤を購入した事もありました。

仕事のプレッシャーなどで寝付けない事はあっても、何もない時に寝ることが出来ないのはとても辛かったです。

この点に関して医師のアドバイスで自律神経の副交感神経を優位にする事で改善ができ、それはコーヒーを控える事ですぐに達成できる又は軽減されると言われたためすぐに試しました。

コーヒーを控えたことによる変化

カフェインを多く摂取しないように意識的に生活を始めてから数日で動悸などはまったく起こらなくなり、脈が早くなる事もなくなりました。

ちまたではカフェインを断つことによる禁断症状が出ると聞きますが、私の場合は特に無く、あるとすればタバコを吸うときに違和感がある程度のものでした。

コーヒーを断つのではなく、1日に飲む回数を減らしたのが良かったのかもしれません。

一番変化を感じられたのは睡眠の質が上がったことです。

カフェインの摂取量を減らした事による影響というよりも、寝る前にコーヒーを全く飲まなくなった事が良かったのではないかと思います。

上記であげた3点が全て改善されたわけではなく、相変わらず寝つきは悪くベッドでグダグダする事も日常的でしたが、寝起きに疲れが残っている事は軽減され日によってはとてもリフレッシュして良い目覚めを迎える事が出来ました。

交感神経が優位ならない事が円形脱毛症の治療にとって深く関係しており、カフェインを控えることによって多少の手助けになったと思います。

過去に円形脱毛症が再発した時、まず最初に取り組んだことがコーヒーを控える(カフェインの摂取量を減らす)事でした。

おかげで再発してからの治りは早く3週間程で産毛が生えるまで回復していました。

※初めて円形脱毛症になった時と同じ箇所です。

初めて円形脱毛症になった時は何ヶ月も改善がみられず産毛すら生えてこなかった事を考えれば、早期の回復が出来たのはコーヒーを控えたことによる影響だと考えています。

最後に

円形脱毛症とコーヒーは直接的な関係性はないにしろ、円形脱毛症になった起因であったり、早期の回復を目指す方にとっては無視できない存在ではないでしょうか。

もし円形脱毛症の治療中で回復の兆しが見られず、何ヶ月も産毛が生えてこない。そしてコーヒーを普段から愛飲されている方は一度コーヒーの摂取を控える又は断つ事を試してみては如何でしょうか?

カフェインを控える事は健康にとってもプラスに働くため、円形脱毛症の治療以外でも効果を実感される事でしょう。

円形脱毛症の原因だと実感した3つの理由

このページに辿り着いた方は今現在円形脱毛症に悩まされており、原因がストレスから来ているのではないかと疑っているのではないでしょうか?

まさにその通りだと思います。

私も円形脱毛症になった際はストレスが引き金となり発症したのではないかと疑い、ストレス発散方法を無我夢中で探しました。

実際、円形脱毛症を発症する前にストレスによる精神的疲労や体調不良など肉体的にも追い詰められていましたし、今思うと心当たりばかりでした。

ここでは円形脱毛症とストレスの関係を紐解いていきたいと思います。

円形脱毛症の原因

ストレス(血行不良)

人間はストレスを感じると筋肉が硬直します。筋肉が硬直すると、その周りにある血管(毛細血管も含む)が萎縮し、血流が悪くなり慢性化すると筋肉がこわばりコリとなって現れます。

このコリが大敵でマッサージなどに行かないとなかなか解れない経験をした事がありませんか?

特に円形脱毛症になった時は頭・首・肩が凄い凝り固まっていました。

筋肉が凝り固まってしまうと血流が悪くなり栄養が毛根まで運ばれにくくなり、毛の成長を促すための栄養が不足してしまい、結果として毛根が細くなり抜け落ちてしまいます。

抜けても生えてくるのが通常の健康状態ですが、なかなか生えてこないのが円形脱毛症の症状です。

抜け落ちた毛だけではなく、頭皮も栄養不足となっており、毛根を育てるパワーが不足、あるいは頭皮という髪にとって重要な土壌が枯れており、毛根という種を植えられない状態に陥っています。

円形脱毛症の箇所と、その他の毛が生えている部分の頭皮を指の腹で押してみてください。

硬さや感触が違っていませんか?

もし違っていたら凝り固まって血行が悪くなっている可能性があります。

マッサージなどでコリを解して血流を良くする事が重要になりますが、ジョギングやストレッチなどの軽い運動(有酸素運動)でも改善できますし、お金もかからないのでお勧めです。

栄養不足

上記の血行不良以外に、食生活の偏りによって栄養が足りなくなり髪が細くなったり最悪抜け落ちてしまう事があります。

私の場合は食生活が昔から極端で、ジャンクフードや炭水化物ばかり摂取していて野菜嫌いだったのですが、円形脱毛症になる数か月前からは特に偏りが激しく、食事の量も回数も減り、ご飯などの炭水化物も以前に比べると食べなくなっていました。

タンパク質は髪を作るうえで欠かせない栄養素ですが、血液を通って栄養を運ぶ役割を担っている鉄などのビタミンもかなり不足している状態でした。

栄養を運ぶ血管が血行不良で流れが悪くなる以前に栄養が足りていなければ、いくらコリを解したところで改善されるわけがありません。

一番は食生活の改善ですが、嫌いな物を食べるのはかえってストレスに繋がると思い、サプリなどで補える部分は補っており、特にタンパク質はいくらあっても困らない為、プロテインを多用していました。

あとタバコを吸う為、ビタミンCが不足していると感じこちらもサプリで補充していました。タバコ5本吸ったらビタミンCのタブレットを一粒食べるというような自分ルールを設けて意識的に摂取していた為取りすぎているような気もしましたが過剰摂取してもビタミンCは水溶性で余った分は尿で排出される為、副作用や体調不良などは一切ありませんでした。

ご飯を食べる事は栄養補給以外にストレス解消や顎を動かすことにより顔や頭の血流が良くなる効果もある為、食事の回数が3食未満の方は見直しが必要です。回数は少なくはないが栄養に偏りがあると感じる方はサプリなどで補充を行ってあげてください。

薬と違ってすぐに効果が表れるわけではありませんが、毎日続ける事で必ず改善はみられます。

自律神経の異常

眠っても寝た気にならない、ベッドに入ってもなかなか寝付けない、途中で目が覚めてしまう。

こんな症状に悩まされていませんか?

私の場合は夜型の生活だった事、寝る前にパソコンやスマホをいじってしまう、仕事で多大なストレスを感じていたなど様々な要因が重なり睡眠の質が悪くなったと実感した後に円形脱毛所を発症しました。

病院で診察を受けた結果、円形脱毛症の原因は不明だが自律神経失調症の疑いがあるとの事でした。

※自律神経失調症の事は別の記事で詳しく書こうと思います。

どうなったら自律神経失調症と診断されるのか病院によって基準はバラバラの様ですが、先生に自律神経を整えれば改善するのではないかと言われ、原因となる事を排除しようと思ったのですが仕事や私生活に直結している事は自分だけで改善は難しく、自分で改善できる所は改善し仕事などが関係する事に関して無理そうであれば薬に頼る事にしました。

薬と言われると体に悪かったり副作用を気にしてしまいますよね。

実際に私も薬に頼るのは気が引けたのですが、試行錯誤した結果、体にあまり影響がない範囲で薬に頼って円形脱毛症を早く治したほうが、円形脱毛症でいることのストレスを感じなくて済むのではないかと思い頼りました。

円形脱毛症の原因はこれだけではない

もちろんこの他にも円形脱毛症の原因ではないかと思う事は多々ありました。

例えば運動不足などがあげられますが、結果として自律神経や血行不良に結びつく事なので上記の3つを円形脱毛症の原因と位置付けています。

また人によってはこの他の原因も考えられますがあくまで管理人の主観と体験談だと思って読んで頂けると幸いです。

円形脱毛症に完治はなくいつまた再発するか不安ではありますが、上記の3つが原因だとわかってから気が楽になっています。

過去に再発した事もありますが、その際は治し方がわかっていた為、すぐに毛が生えてきました。

ストレス発散や生活の見直しなど、治すよりも防ぐことの方が重要であると思い数年前に再発して以降は日頃の生活を正して今現在まで円形脱毛症の再発はありません。

随時気づいたことや思い出したことなどを追記予定ですので当サイト「円形脱毛症の治し方」が円形脱毛症に悩む方の役に少しでも立てれば幸いです。

相談や叱咤激励、話し相手が欲しいなど何でも構いませんので、悩んでいる方は遠慮なくメールフォームからご連絡ください。

一緒に円形脱毛症を治しましょう!